治療法の効果研究2011-06-18

こんな感じで研究費が出ます

http://ssn837555.blog.ocn.ne.jp/ssn837555/2011/06/post_1cc3.html

完全な randomised controlled trial は倫理的にちっょと抵抗があるという場合でも

この無治療→治療→無治療(追跡)、A-B-A方式くらいならばできないでもない

多施設になるとなんとなくよい

倫理委員会の承認とインフォームドコンセントの手続きを踏む

特殊療法開始前(6ヶ月前または初診時)

治療開始時

治療終結時

3ヶ月追跡

12ヶ月追跡

で自記式と評定者評定式による数字を取る

スケールの使い方など参考になる

スケールについてはアメリカと同じものを使えば考察が容易になる

すでに治療効果が確認されている治療法と比較対象試験をしても良いが

その方法ではたぶん劣らない有効性が検証出来れば成功だろう

何もしないと、いつまでも治りませんと証明しないとうまくないのだが

それは倫理的に積極的にはデザインできない

何かの偶然で、たとえば引越ししたとか、通院費用がなくなったとか、怪我をして動けなくなったとか

いろいろな事例を集めれば比較群にできなくもないが

比較群と同等の集団に対してオペレーションしないといけない

いろいろと難点はあるだろうがとりあえずこれで研究費でていますという話

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http://ssn837555.blog.ocn.ne.jp/ssn837555/2011/06/the-development.html

こちらは Dynamic Interpersonal Therapy; DIT についての

a prelude to a future randomized controlled trial という位置づけ

それで充分だと思う

ほかには

 interpersonal therapy-group format なんていう話題もある。集団認知行動療法とか集団対人関係療法はいろいろな理由で施行しやすい

dual-focused vs. single-focused individual therapy for personality disorders and substance dependence 

なんていう話題もある

Residential cognitive therapy versus residential interpersonal therapy for social phobia: a randomized clinical trial

という論文もあり

 psychodynamic-interpersonal therapy (PIT) という表現も見える

Metacognitive interpersonal therapy という言い方もある。これなどはIPTのマインドフルネスバージョン

Automonous and controlled motivation and interpersonal therapy for depression:moderating role of recurrent depression.

という論文ではmotivationが話題

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たとえば、ご先祖に感謝しなさいという、therapy があったとして それについて検証することもできるわけで たぶん効果はあるのだろう という意見を聞いた

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