盲視
英:blindsight
pooneilの脳科学論文コメント: 脳科学辞典「盲視」の項目書いた
盲視 - 脳科学辞典
見えてないのにわかっちゃう? | 日本脳科学関連学会連合
「見えてないのに無意識に見えている」盲視を日常生活シーンで証明 ―脳血管障害による視覚障害で"見えている"と意識しなくても「動き」「明るさ」「色」で目立つ部分には目を向ける―
内容 「見えている」という意識をしなくても、脳の中には目(網膜)からの視覚情報が脳に無意識に送り込まれています。これは、脳の視覚野という部位が損傷して、見えてないはずなのに無意識に見えているという現象(盲視)が
本人は「見えていない」と感じているにも関わらず、飛んできたボールを避けることができたり、光った場所を指差したりできるのです。この現象は、意識的な知覚が生じていなくても、私たちが視覚刺激に反応して行動できることを示しています。この現象は盲視と呼ばれ、網膜からの信号が一次視覚野を経由せずに他の大脳皮質に送られることで起こると考えられています。
私たちと同じような意識は持っていないと思われるカエルや魚などでも、様々な視覚刺激に対して適した行動ができています。もしかしたら意識を介さない反応や判断は人間以外の動物では一般的で、これには私たちの脳に古くからある神経回路が使われているのかもしれません。