力動的な心理アセスメント
■ステップ1 情報収集
ask的観点とlisten的観点による情報収集
ask的観点による情報収集
1. ask的観点による聴取(収集)項目
2. ask的観点による訊き方
listen的観点による情報収集
1. listen的観点による聴き方
2. listen的観点による聴取項目ごとの聴き方
観察による情報収集
■ステップ2 情報整理
情報整理とは
情報整理の4つの枠組み
1. 動機づけ
2. 顕在的な主訴(自覚的な問題・症状・訴え・困っていること)
3. 家族と生い立ち
4. 面接中の語り方
■ステップ3 評価
個人のものの見方・考え方・感じ方・振る舞い方を評価する「5つの視点」
1. 知的能力
2. 現実検討力
3. 感情の調整
4. 対象関係
5. アイデンティティ
適応的な側面と不適応的な側面の整理とパーソナリティ構造の水準の評価
1. 適応的な側面と不適応的な側面の整理
2. パーソナリティ構造の水準(病態水準)の評価
■ステップ4 潜在的な課題の探索
潜在的な課題とは
潜在的な課題の探索
1. 顕在的な主訴の反復
2. 家族との課題・ライフサイクル上の課題
3. その人特有の体験の仕方
4. 面接者との関係性
5. 潜在的な課題の理解度・自覚の深さ
見立ての定式化の仮説と今後の見通しの例
■ステップ5 受理判断
受理判断のための3つの吟味事項
1. 問題点の深刻さの程度
2. 心理面接の見通し
3. 介入方法
受理判断
■ステップ6 フィードバック
フィードバックで伝える内容の深さの検討
フィードバックの手順
1. 本人が意識している問題(顕在的な主訴)
2. 本人があまり意識していない課題(潜在的な課題)
3. 受理判断の結果(受理・条件付き受理・不受理)とその理由
4. 面接目標・介入方法