投票翌日、11/18 のNHK・NW9には興味深い映像が紹介されていた。11/17 夜に元町の斎藤元彦の事務所前に集まった支持者群衆の中に、埼玉から来て斎藤元彦を応援活動する若い男性がいて、斎藤元彦の選挙運動を撮影し、動画配信していて、NHKのインタビューに答えていた。雰囲気的に普通の市民には見えない。長い選挙期間中ずっと神戸に張り付いて県内を移動していたわけで、ほとんど半プロの身であり、宿泊費等経費はどう用立てていたのだろう。この情景には見覚えがある。7月の都知事選で全く同じ絵がNHKのニュースで放送されていた。やはり、遠隔の地方からやってきて東京に長く滞在し、半プロ的な装備で石丸伸二を撮影し、動画を編集して配信していた男たちの姿である。瓜二つだ。斎藤元彦に密着して運動した部隊の謎については、さまざまな指摘があるが、週刊文春の記事によると、石丸伸二の選挙参謀が「ウチの部隊も30人参加させた」と豪語したとある。
11/18 のNW9の報道では、続いて、明石駅前でインタビューを受ける青いアンダーアーマーの上着を来た男が登場、斎藤元彦を応援するボランティアグループの代表だと紹介された。SNSで立ち上げた「チームさいとう」に900人のメンバーを集め、現場の撮影担当やSNS投稿担当などに分かれて400人のデジタル・ボランティアが精力的に運動を展開、斎藤元彦の支持拡大と勝利に大きく貢献したと言う。この代表の男は何者なのか。400人のボランティアなる者たちの素性は何なのか。今後、詳しい調査と解明がなされるだろうが、やはり7月の都知事選の石丸現象で目撃した構図とよく似ている。選挙のパターンとして同じだ。
元局長の自殺の原因と動機について、この部分が納得できない。
11/18 のデモクラシータイムスの横山一の解説(30:30’)では、百条委で証言しようとした元局長に対し、PC内の個人情報(不倫証拠)を得た維新系の県議らが、先手を打って元局長を脅し、百条委で公開するぞと圧力をかけたため、元局長が悩んだ挙句一死を以って抗議する悲劇に至ったと言う。
デモクラシータイムスによれば、元局長夫人は元局長の遺書を元に百条委にメールを送り、そこでこう言っている(29:27’)。
主人が最後の言葉を残していました。ここには「一死を以って抗議する」という旨のメッセージと共に、19日の委員会には出頭はできないが、自ら作成した陳述書および参考の音声データの提出を以って代えさせて欲しいこと、そして百条委員会は最後までやり通して欲しいことが記されていました。この主人が作成した陳述書および音声データを資料として委員会に提出いたしますので、委員会としてその遺志を受け止めていただきますようよろしくお願いします。主人が残したこれらのメッセージは公表していただいて結構です。
ところが、この陳述書についても、続々と新しい分析が加えられつつある。
また立花氏系人々の提供した、故人のPCの中身というものも、次々に分析が加えられ、立花氏系の人々も発言を訂正しつつある。
さらには県職員へのアンケートの中身についても分析が加えられつつある。
陳述書、PCの中身、アンケートのいずれも、当初考えられていたものとは違う意味を持ちつつある。
ーーーーー
「マスコミ報道は信用していませんよ。既得権益側ですよ。我々もSNSだと色々自分で調べられますからね。県民はバカじゃないから。」
一方は、
「はっきり言うけれど、「バカな人たちをどうやって上手く利用するか。」
ホリエモンがそういう事を言っている。最近、俺もそうやなって思っててね。犬とか猫とかと一緒なん。そういう人たちにも有権者として1票を託している制度が、今の民主主義のやりかた、一人1票でやり方は全然違うと思っているけれども、これ違うと言っても、それは批判してもこの状態で選挙に勝たなきゃいけない。
だから、バカに入れてもらう方法を考えるのが本当の賢い人かなと思って。ガーシーとかと話しているのはね。本当にこの国の国民は政治の問題、ウクライナの戦争の問題とかよりも、芸能人の下ネタの方が好き。そうするとね。それを「ああ、そんなのくだらない人間だ」と言うような批判をするよりも、そこはやっぱり降りていく、そこに首をつっこむしかないのよ。
この人たちに票をもらわないといけない。それが結局は、このバカな人たちを助ける事でもあるって、そこだよね。」