工業化に伴う人口移動と統合失調症
後進国が工業化をなしとげる時、農村部から工業地帯への人口移動が起こる
そのことで安価な労働力が確保できて国際競争力に優れた工業製品を生産できるようになる
かつて日本がそうだったし現在は中国がそうだ
公害が発生して貧民層が苦しむのも同じである
経済が成長すると国民は子供を産まなくなり育てなくなる
出生率が低下して若年労働層が少なくなる
そして経済成長サイクルは終わる
農村部から工業地帯への若年人口の移動が起こると
重度の統合失調症が多く発生する
生まれた場所で設定された脳のドパミンシステムが
環境変化に適応できずに破綻する
こうした移動が止まると、統合失調症は軽症化する
それが現在の日本である
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経済成長を続けるには最先端技術の独占が必要である
一般化した技術では発展途上国に勝てない
技術を盗めば、あとは安価な労働力が勝負だ
日本に半導体や家電が全滅しているのもそのせいだ
USスチールと日本製鉄の問題も、要するにアメリカは技術だけを提供しろ、経営権は遠慮しろと強要している
トランプが関税で産業を操作しようとしているが
長期的に見れば自殺行為である
遠からず日本のような弱い国になるだろう
中国は、アメリカのGAFAMに対抗する勢力を自国で育てようとしている
日本はそれができない
日本語という壁があるのに、それができない
国家に意思さえあればできるのに、それができない
日産はホンダとの統合を拒絶した形であるが
海外巨大資本はAVと自動運転システムの下請け会社としての日産を狙っている
日産に連なっているタイヤ会社、ガラス会社、鉄鋼会社などはホンダの下請けに回るよりもいいと思っているだろう