大規模研究でOCDとあらゆる原因による死亡リスクの上昇が関連していることがわかった
エミリー・ハリス
JAMA. 2024;331(8):635. doi:10.1001/jama.2024.0174
強迫性障害(OCD)患者の死亡リスクに関するこれまでの研究では、結果はまちまちで、具体的な死因については触れられていない。しかし、BMJ誌に掲載された大規模コホート研究の結果によると、強迫性障害患者はあらゆる死因で死亡するリスクが82%高いことが示唆されている。
研究者らは、この症状を持つスウェーデンの参加者約61,000人のデータとOCDのない対照群約610,000人のデータを照合し、1973年から2020年まで平均8年間、参加者全員を追跡調査した。