うつ病の病態理解して、次のように区別が言われる。
(1)適応障害(心因反応)。
最近のライフイベントやトラウマによって引き起こされる。原因が消えれば回復する。
(2)生活史に根ざす葛藤やトラウマによる抑うつ。
乳幼児期のライフイベントやトラウマ、あるいは人間関係の確執や破綻によって引き起こされる。
神経症性うつやパーソナリティ障害における抑うつ。
(3)生物学的要因による内因性うつ病。
DNA ⇔ ニューロン ⇔ ニューラルネットワーク ⇔ イベント
と並べて考えると、
(1)適応障害は、ニューラルネットワーク ⇔ イベント この間で起こっているが、イベント側の原因比重が大きい。
(2)生活史に根ざす葛藤やトラウマによる抑うつは、ニューラルネットワーク ⇔ イベント この間で起こっているが、ニューラルネットワーク側の原因比重が大きい。
(3)内因性うつ病は、DNA ⇔ ニューロン ⇔ ニューラルネットワーク において、DNAから発してニューラルネットワークに至るまで影響を及ぼしている。
そのほか、たとえば脳炎における精神障害であれば、ニューロンのレベルで障害が起こっている。