実存メモ88

実存メモ88
願望(wishing)の問題
多くの患者は「何をしたいのか分からない」と言います。

「やるべきこと・やらなければならないこと」は分かっていても、「何をしたいのか」分からない

もっといろいろなことができるはずなのに、なぜか、何もしないで時間が過ぎる。それが現実である。

何かを強く望むことができない患者は、社会的な問題を抱えることが多い。
「こうしたい!」という気持ちがなく、人と深く関わるのが難しい
「何をしたいか分からない」のではなく、「そもそも何も感じられない」という状態になっていることがある。
治療の大部分は「感情のブロックを取り除くこと」に費やされる。

防衛機制の一種なのだろう。

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