実存メモ95

実存メモ95
セラピストの役目は、「患者の意志を作ること」ではなく、「意志の障害を取り除くこと」。

セラピストは、患者の代わりに決断のスイッチを押すことはできない。
患者に「決断する勇気」を与えることもできない。
ただし、決断の邪魔になっているものを取り除くことで、患者が自然に自律的な立場へ進めるように手助けすることはできる。
この考え方は、カレン・ホーナイ(Karen Horney, 1950)が述べた「ドングリが自然にオークの木に育つのと同じ」である。

タイトルとURLをコピーしました