実存メモ149
実存的転換
大変なことがあった後で、「神様が、一休みしなさいと言ってくれたんだろう」と納得して、休養が取れるようになることがあります。
100%まで頑張る主義だった人に、「実存的転換」が訪れます。
新しい価値観に出会い、生きていてよかったと感謝し、周囲の人々に感謝する、そんな体験です。
死ぬときは一人で行かなければならないのが定めですが、
それでも、心静かに、
命に感謝して、受け入れることができます。
いつか死んでしまうはかない命だと思い出して、
そこから、価値観の転換が始まります。
ブラームスの「草の花」。