ロジャーズ37 自己実現傾向と無条件の受容
セラピストはクライエントを「自己および有機体を実現しようとする存在」として捉える
クライエントの行動や思考が自己破壊的または非合理的に見える場合においても、この視点を持つことが求められる
こうした状況では、来談者中心療法のセラピストがクライエントの自己修正・自己調整能力を信頼することが試される
自己実現傾向の仮説を維持することで、セラピストはクライエントを理解し、無条件の受容(unconditionality)を保つ努力を支えられる(Brodley, 1999c)
ロジャーズ37 自己実現傾向と無条件の受容
