ロジャーズ40 有機体的価値付け過程(Organismic Valuing Process)
有機体的価値付け過程(Organismic Valuing Process)
これは、個人が自身の感覚の証拠に基づいて価値判断を行う継続的なプロセスである。
このプロセスは、「~すべき(ought)」や「~でなければならない(should)」といった固定的な内在化された価値体系とは対照的である。
有機体的価値付け過程は、来談者中心療法における「個人への信頼」の仮説と一致する。
また、これは個人ごとに確立されるものではあるが、社会的に高度に責任ある価値観と行動体系を形成する。