猛暑、でもまだ7月4日

今日は朝から暑くて、静岡で午後1時半くらいに39.3度と報道されている。

もう40度を超えても驚かないようにはなっているけれども、今日は各地で35度を超えているので、大変だなと思う。

ビルの中にいるとどこかから異音がして、多分冷房の室外機の音とかのような気がするが、異様な熱さを表現している音のような句がする。ウィーンというような唸るような音。

高校野球の甲子園大会で、試合は午前と夕方にして、昼は休むそうだ。昔、甲子園の決勝の後、放送の最後に「甲子園には秋風が吹いています」とアナウンサーが言ったことを記憶している。

昔は北国の高校は冬に練習ができないので、それがなかなか強くなれない一因かと言われた。最近では西日本では夏に外で練習できない状態だ。

体の大きい不良生徒を集めて鬼監督が野球を通じて更生指導するなどあったものだが、最近の夏は部屋にこもってスマホを睨んでスポーツ賭博などをするのだろうか。

世界各地で高温、多雨、少雨が記録されている。

2024年6月25日、仏国際放送局RFI(ラジオ・フランス・アンテルナショナル)の中国語版サイトは、中国で頻発する自然災害について気候変動以上に直接的な原因を紹介する記事を掲載した。

記事は、近ごろ中国全土で異常気象が発生しており、広東省梅州市や福建省、江西省、広西チワン族自治区桂林市で記録的な高温が続く一方、湖南省で記録的な降水量となり、長沙市では集中豪雨により少なくとも5人が死亡したと紹介。首都北京市でも最高気温35度の予測が出るなど高温が続いており、 一部の学者からは中国国内の異常気象を気候変動と関連づける見方も出ていると伝えた。

そして、パリにあるキュリー大学の学者で、フランス国立科学研究センター(CNRS)の上級研究員である李肇新(リー・ジャオシン)氏が以前、「気候変動システムは非常に複雑で、その予測には大きな不確実性が伴う。中国の気温が全体的に上昇し、内陸部が沿岸部よりも温暖化していることは間違いないが、気温上昇によって生じる降水量の変化については、確実なことは言えない」との見解を示していたことを紹介した。

記事によると李氏はさらに「一部の気候モデルでは、温暖化によって内陸部の降水量が増加し、中国南部での洪水と北部での干ばつというパータンに変化が生じる可能性が予測されているが、北部の平均降水量は増加する可能性があるものの、だからといって北部の干ばつが解消されるわけではない」とも論じている。

記事はその上で中国各地で発生している自然災害について、気候変動の影響もさることながら中国全土の都市計画や建設、貯水池管理といった問題が直接的な原因となっているようだと指摘。ドイツ在住の水利専門家、王維洛(ワン・ウエイルオ)氏が「北京・天津地域の豪雨と洪水は、河川の自然流路を変更した南水北調プロジェクトなどが関係している。河南省鄭州市の洪水は、上流の貯水池からの放流と市の建設計画が原因であり、中国政府関係者も同市行政関係者の過失を認め、同市共産党委員会書記を罷免した」と解説したことを紹介した。

さらに、広西チワン族自治区桂林市で最近発生した30年に1度という規模の洪水について「洪水は当局のダム放流が原因」と訴える市民に対し、ダム管理者が「ダムはすでに満杯で放流するしかなかった」と主張していると紹介した上で、王氏が「ダムは発電にも洪水調節にも使えるが、そのバランスを取るのが難しい。発電するには水位を高く、洪水を防ぐには水位を低く保つ必要がある。 経済的利益をすべてに優先させるというのであれば、ダム下流の人びとは常に洪水に備えなければならない」と述べたことを伝えている。

[シンガポール 20日 ロイター] – 気候リスクを専門に手掛けるXDIが20日公表した調査・研究データによると、中国は気候変動に最も脆弱な世界20地域のうち16地域を占め、世界で最も重要な製造拠点の一部が水位上昇や異常気象リスクにさらされている。
世界2600以上の地域を対象に、2050年までに気温上昇がもたらす経済的なダメージを評価。調査は気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が作成したシナリオに基づき、今世紀末までに気温が摂氏3度上昇することを前提にしている。
それによると、中国GDP(国内総生産)の1割を占める沿岸部の江蘇省が世界で最も脆弱な地域とされ、隣接する山東省、主要な鉄鋼生産拠点である河北省が続いた。洪水に見舞われやすい中部の河南省が4番目となった。
中国以外の地域で最も順位が高かったのは米フロリダ州の10位で、カリフォルニアが19位、ニューヨークが46位だった。また、インドは9地域が上位50に入った。

140年前に北京気象台が創立されて以来の豪雨で、北京市や河北省などでは深刻な水害が発生した。都市化で人の居住区域が拡大する一方、防災対策など地道な社会基盤の整備は遅れている。中央の顔色ばかりを伺う「忖度(そんたく)政治」への住民の怒りは強い。

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気温を測ると言っても、各地の気象台に設置されている百葉箱の中の温度計だから、街中で仕事をしている人の体感温度とはずいぶん違う。暑いというのもあるが、クーラーのすぐそばなど冷房がきつい場所もあり、換気扇に解かいところなど冷房が緩い場所もあり、そうした場面への対応がうまくいかないこともある。自分に合わせて細かく調整できない。

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以前は電力供給が問題になったこともあるが、最近は電力は十分なのだろうか。

海水温が1度くらい上昇していて、空気中の水分が多くなり、結果として大洪水になっていると説明がある。

海水から温度上昇した分のエネルギーを抜いて、電力に変換すればいいとの意見があるが、画期的な新技術が必要だ。何とかできないものだろうか。

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