「TOOOOOOOUHOOOONOOONOOOOOO」

「東欧を覆う鳳凰の王の尾を追おう」「TOOOOOOOUHOOOONOOONOOOOOO」において、外国人にとって本質的に意味不明なのは、Oにおける高低ピッチのイントネーションではなく、「O」が何個あるのか、と日本語ネイティブが(大体)判別できる点です。英語においては母音の長さによって意味が変わることがほとんどないので、
「お」
「おー」
「おーー」
は全て同じ長さに聞こえてしまい、違いが分かりません。でも日本語は長さで意味が変わってしまうので、ここまで細かい長さで意味を区別する日本語が本当に驚異的に感じられるのです。
だから英語話者は「ママvsまあまあ」「きてvsきいて」、「岡山vs大岡山」の区別がさっぱりつきません。何十年日本語を勉強しても、かなり難しいです。
だから「東欧を覆う鳳凰の王の尾を追おう」では一体いくつ「O」を言っているのか、本当に、さっぱり、見当もつかないのです。

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