労働者の報酬 年功序列と成果報酬
年功序列のほうがよかったと懐古したり、
成果報酬は仕事がきつくて様々に弊害があると議論されたりする。
一般に、年功序列のほうが結果の平等と結びつきやすく、経済全体のパイが大きくなる時はうまくいく
パイが大きくならない時代には、成果報酬型のほうがありがたいという
しかし見方を変えれば、
年功序列では、年が上なら、それだけの経験と能力を要求される
給料が先に決まっていて、それに見合った成果を出せと強要されているようなところがある
それを無視して、マイペースで仕事が敵る人には、またそのような意味で居心地がよいのだろうと思うけれども
成果報酬型では、自分はあまりがんばりたくない、ゆっくりしていたい、
そのためには給料は少なくていいし、仕事も減らしてほしいし、時間もコアタイムだけの縛りで勘弁してほしい
そのような考え方もある
自分はゆっくり働きたいと考える人には成果報酬型は悪くない
自分はゆっくりしか働けないという人にとっては、成果報酬型こそがありがたい
給料を我慢すれば、居場所はある、そう思いたい
