採録
ウクライナ戦争
この戦争は決して「ロシアによる一方的な侵略戦争」ではない。それは西側が捏ねて刷り込んだプロパガンダの標語であって、内実を疑うべき言説である。むしろ実相はNATOによるイデオロギーの戦争であり、NATOがロシアに佞悪な長期的侵略を仕掛け、挑発し誘導して勃発させた戦争と言える。NATOを操るネオコンが、プーチン体制の崩壊とロシア連邦の解体を狙って策動した末に起きた戦争だ。
ロシア悪魔論あるいは中国脅威論
恐い敵がいるから、敵の侵略や攻撃に備えようとするから、防衛の軍事力が必要
ユネスコ憲章前文で、「戦争は人の心の中で生れるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない」
相互の価値観を理解し合う教育と知識と精神
今のEU首脳会議は、優雅でリベラルに見えるけれど、実際は偏見に凝り固まった無能な貴族たちが、好戦気運を盛り上げて狂躁と興奮を高め合っているパーティに見える。
経済も先端技術も、教育も知性も、すべてを衰退させ劣化させ能力を失って高齢化し、世界から劣後しつつ、ただ中国と戦争して勝つという国家目標だけに目をギラつかせ、息をハアハアさせ、その夢(妄想)を見て追いかけているのが今の日本人だ。
敢えて言えば、今の日本には、アメリカと一緒になって中国と戦争して勝つという”目標”しかない。
高額療養費負担引き上げを凍結する200億円もないのに、がん患者の国民の命を削らなくてはいけないほど社会保障に手当する予算がないのに、防衛費は前年度の7.7兆円から今年度は8.7兆円に増やしている。1兆円も積み増して兵器を爆買いしている。