瞑想療法メモ 33 三毒(さんどく)

瞑想療法メモ 33 三毒(さんどく)

「三毒(さんどく)」

インドの瞑想的伝統では、特に3つの基本的な要因が精神病理の根本原因とされています。
仏教ではこれを「三毒(さんどく)」と呼びます。
・無明(むみょう) 認知的要因 「無知」または「誤解」。物事の本質を正しく理解できず、心が混乱しやすくなる。
・貪欲(とんよく) 動機的要因 「執着」や「依存」。何かを求めすぎることによって苦しみを生む。
・瞋恚(しんに) 動機的要因 「嫌悪」や「怒り」。不快なものを避けようとしすぎることで、恐怖や攻撃的な反応を生む。

「物事の本当の意味を理解していないと、心の平安は何の意味もなく乱される」僧璨(そうさん)
「ほぼすべての人間が非合理的な信念を持っており、一貫して理性的に生きることは難しい」Albert Ellis

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