マインドフルネス16 マインドフルネスストレス低減法(MBSR)
マインドフルネスストレス低減法(MBSR)
目的は「問題を解決すること」ではない
「どこかに到達しよう」「何かを治そう」とするのではなく、今この瞬間をそのまま受け入れることを大切にする。
現在の体験を深く観察すること
「マインドフルネスは、自分の健康に責任を持ち、より高いレベルの健康へ向かうための能力を育てることを目指す。」
MBSRの実践方法
伝統的な瞑想を基にしており、じっと座る瞑想を行う。
痛みを感じても姿勢を崩さず、その感覚を批判せずに観察する。
MBSRの効果
痛みへの反応を変える
痛みを否定したり逃げたりせず、「痛みそのもの」を受け入れることで、感情的・認知的な反応(心の中で起こる自動的な考えや感情)が和らぐ。
痛みとの関係性を変える
痛みをコントロールできないものとして恐れるのではなく、痛みと共に生きる力を養う。
暴露療法に似た効果があり、不快な体験に対する耐性が強くなる。