マインドフルネス34 ラディカル・アクセプタンス(Radical Acceptance)
ラディカル・アクセプタンス(Radical Acceptance)
「受け入れる」ことの本当の意味
「ラディカル・アクセプタンス(徹底的な受容)」とは、つらいことや不快なこと、耐えがたいほどの苦しみすらも、ありのまま受け入れる力
マインドフルネスや受容の戦略を「最もつらい状況」においても活用すること
ラディカル・アクセプタンスのポイント
「嫌だ」「苦しい」などの否定的な部分に意識を向けるのではなく、それも人生の一部として受け入れる。
現実を「逃げる」「否定する」「ごまかす」のではなく、そのまま受け止める。
「本当はこうであってほしかったのに……」という願望に固執せず、「今、この瞬間に起きていること」を受け入れる。
例えば、「こうあるべきだったのに……」という考えに囚われずに、「今、これが現実なんだ」と認識することが大切です。
ラディカル・アクセプタンスの効果
・過去の出来事を悔やんだり、「もしこうしていれば」と考え続けることが減る
・今の現実を受け入れることで、逃避するのではなく「今できること」に集中できる
・未来に向けて、自分の価値観に合った生き方を選べるようになる
とはいうものの、受け入れがたい現実も確かにある。
しかしながら、受け入れるしか、道はない。