マインドフルネス36 Acceptance and Commitment Therapy(ACT)

マインドフルネス36 Acceptance and Commitment Therapy(ACT)

Acceptance and Commitment Therapy(ACT)

心理的柔軟性を高める

感情や思考を避けるのではなく、それらを受け入れ、個人の価値に基づいて行動する

ACTの中心的な考え方は、心理的柔軟性です。心理的柔軟性とは、感情や思考に振り回されることなく、現在の瞬間を受け入れ、価値に基づいて行動を選択できる能力のことです。

受容(Acceptance)あるがままを受け入れる

認知的脱融合(Cognitive Defusion)思考と感情を自分の一部ではなく、ただの「思考」や「感情」として捉える。「私は失敗する人間だ」という思考が浮かんだとき、それを「私は失敗する人間だという思考がある」という形で切り離すことができます。

現在の瞬間に焦点を合わせる(Present Moment Awareness)現在の瞬間に意識を集中することが重視されます。

自己の柔軟な観点(Self-as-Context)「自己」は柔軟で変化するもの。自分自身をあくまで「観察者」として見て、思考や感情を超えて、広い視野で自分を理解することを目指します。これにより、自己批判から解放され、自由に行動できるようになります。

価値の明確化(Values Clarification)自分が大切にしている価値を明確にする

価値に基づいた行動(Committed Action)価値に基づいた行動は、受け入れと認知的脱融合を通じて、実際に価値に沿った行動を取ることを意味します。行動を通じて、自分の価値を具現化し、自己成長を促進します。

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