カップルメモ5 パートナーの話を聞くスキル:女性原理

カップルの会話のためのガイドライン

思考や感情を共有するためのスキル

  1. 自分の考えや気持ちを主観的に伝える
    • 事実として断定的に話すのではなく、「私はこう感じる」「私はこう考える」と、自分の視点から伝える。
    • パートナーの気持ちや考えを代弁せず、自分自身のことを話す。
  2. 感情を表現する
    • 考えだけでなく、自分の感情や気持ちも伝えるようにする。
  3. パートナーについて話すときは、出来事ではなく相手への気持ちを伝える
    • 例:「あなたが昨日帰りが遅かったことに対して、私は少し寂しいと感じた」
    • ただ出来事を述べるのではなく、それに対して自分がどう感じたかを伝える。
  4. ネガティブな感情を表現するときは、ポジティブな感情も含める
    • 例:「最近すれ違いが多くて寂しいけど、一緒にいる時間はとても楽しいとも感じている」
  5. できるだけ具体的に話す
    • 曖昧な表現ではなく、「どんな感情を抱いたか」「何を考えたか」を明確に伝える。
  6. 「長すぎる話」をしない
    • 1つのテーマについて話し、適度な長さで区切る。
    • 途中で相手が返答できるようにし、長々と話し続けない。
  7. 伝え方に気を配る
    • タイミングや言葉選びを考え、パートナーが防衛的にならずに聞けるようにする。

パートナーの話を聞くスキル

✅ 話を聞いている間の対応

  1. 相手の考えや感情を受け入れる態度を示す
    • 相手がそう思うことは当然だと認める
    • 声のトーン、表情、姿勢で「ちゃんと聞いているよ」というサインを送る。
  2. 相手の立場になって考える
    • 相手がどんな気持ちで話しているのかを想像する。
    • その問題について、パートナーがどう感じているのか理解しようと努める。

✅ 相手が話し終わった後の対応

  1. 話の内容を要約し、繰り返して確認する(リフレクション)
    • 例:「つまり、あなたは〇〇についてこう感じていて、△△が不安なんだね」
    • 相手の気持ちや考えを正しく理解していることを伝える。

❌ リスナー(聞き手)のときにしてはいけないこと

  • 質問をするのは「話の意味を確認する場合」のみにする
  • 自分の意見を言わない(相手が話し終わるまで待つ)。
  • 相手の言葉を勝手に解釈したり、意味を変えない
  • 「こうすれば解決するよ」とすぐにアドバイスしない
  • 相手の意見を批判したり、評価しない

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こちらは女性原理的でロジャーズ的な感じ。

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