パワハラは、世代間で連鎖すると思う。
人間関係の基本が支配・服従だから、上に立てばパワハラするし、下につけばゴマすりをする。
セクハラも支配・服従のパターンだから、連鎖する。虐待された側は、容易に虐待する側になる。憐みや共感よりも、支配の本能が働いてしまう。
こういうのも、軍隊的な場面では役に立つわけだから、集団と集団で戦争するときなどは役に立つから、根強く残っているのだろう。
戦争して勝ったほうが生き延びる。
負けた男性は殺されるまたは奴隷になる、女性は戦利品になる。
そうすると、支配・服従遺伝子が保存される。
強力なリーダーはそばにいると扱いにくくてうるさいからいやだろうけれども、
少し離れて、間接的にしかかかわらないようにして、利益だけもらう。
気は使わないで済むくらい離れて、しかし利益は回ってくる程度に近い場所にいる。
権力者の周りにいるといいことがあるわけだから、近すぎないけれども、そばにいる、と言うくらいのポジションを保持できれば良いように思われる。
しかし近すぎるとパワハラ、セクハラなど、ハラスメント的な関係になってしまう。
撲滅できるのかと言えば、遺伝子レベルのことのようで、諦め半分だろうが、実際には、距離を保つ以外にはない。
変われるものだろうか?多分変われると思うが、環境設定が大事だろう。
集団で殺しあうというルールであれば、支配・服従の遺伝子は保持されるだろうが、ルールの変更を徹底すれば、支配・服従の遺伝子はエピジェネティック的にコントロールされて、マスクされるだろう。