実存メモ03
人間は自分が死ぬことを知っている
自らの死について考えることで、逆に「どう生きるべきか」を学ぶことができる。
そうであればよいのだが。
議論は、各人の経験や思考に任せられているのが実際であって、それでは確信が持てない。
絶望以外の答えがどこにあるのか。
生命は、DNAの乗り物である。
それ以上のことはない。
DANが現在の環境にどの程度適応するのか試して、適応するようならばDNAを拡散する。
人間の場合は自意識が発生しているので、自分が死ぬことなど考えるが、もともとそんなことは予定されていなかったことだ。仕方がない。
死の不安は自意識発生に伴う予定外の副産物である。
