実存メモ18 それぞれ孤独な船

実存メモ18
セラピストと患者の関係について
「出会い(encounter)」「誠実さ(genuineness)」「正確な共感(accurate empathy)」「無条件の肯定的配慮(positive unconditional regard)」「『我-汝』関係(I-Thou relating)」などが議論されている。

深いつながりを感じることは、実存的な孤独の問題を解決するわけではないが、慰めにはなる。

「私たちは暗闇の中ですれ違う船のようなもの。それぞれ孤独な船だけれど、近くの船の明かりが揺れているのを見るだけでも、とても安心できる。」

最終的には「私たちは孤独な存在である」という現実は変わらない。
セラピストでさえ、それを変えることはできない。

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