実存メモ21

実存メモ21
すべての人は、人生に意味を見つけなければならない。
ただし、その意味は絶対的なものではなく、あらかじめ与えられているものでもない。
私たちは、自分自身で世界を創り、「なぜ生きるのか」「どのように生きるのか」を自分で答えなければならない。

人生の大きな課題の一つは、「人生を支えるのに十分な目的を作り出すこと」である。

暫定的でいいし、間違った目的であってもいいわけだ。間違っていても、特に誰にも迷惑をかけるわけではない。誰をも巻き込まないようにすればいいだけだ。どうせ正解はないし、死という行き止まりで、すべては無に帰る。

無から出て、無に帰るにしては、この命はあまりにも貴重なように思うのだが、どうだろうか。年老いた人生はあまりに貴重ではないか。無と無の間で、どうせ無に帰ると言って済ませられないほど貴重な何かである。しかし、貴重だからと言って、どのように扱えばいいのか、よく分からない。

昔の人の生き方を調べて、まねをするのも方法だけれど、時代が変わりすぎている。文明が変わりすぎている。

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