実存メモ51 

実存メモ51
「自分が自分の世界を作る」 足元に確かな基盤がない(虚無・空白・無)。 強い不安を生み出す
自由=責任の認識 人生の選択に対する責任が生じる 責任の回避

人間は「自由であることの不安」にさまざまな方法で対応する。
「責任を回避して、他人や環境のせいにする」

「自分を無力な被害者だと考える」
例:自分ではどうしようもない外部の出来事のせいにするが、実は自分でそれを引き起こしていることに気づかない。
「一時的に理性を失うことで責任から逃れる」
例:自分の行動に責任を持たなくて済むよう、一時的に非合理的な状態に陥る。

本当は自分が引き起こしたことなのだと解釈できることも多い。恐ろしいことなので、考えないようにしているだけである。
因果関係は複雑に入り組んでいる。風が吹けば桶屋が儲かるくらいの話でも、また、バタフライイフェクトでも。
多世界解釈で言えば、全てのものが協同して選択が起こり、「現在」を選んでいる。無関係ではありえないと個人的には思う。

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