瞑想療法メモ 19 汝自身を知れ 内なる声

瞑想療法メモ 19 汝自身を知れ 内なる声

「汝自身を知れ(Know yourself)」という言葉は、瞑想の伝統において最も重要な教えの一つです。

ネオプラトニズム(Neoplatonic philosophy)の創始者であるプロティノス(Plotinus)は、次のように述べました。 「目を閉じ、新しい方法で見ることを学ばなければならない。それは私たち全員が生まれながらに持っている『覚醒』でありながら、ほとんどの人が活用していないものだ。」(O’Brien, 1964, p.42)

初期キリスト教の女性修道士たち(Christian Desert Mothers)は、社会から離れて修行を行いました。彼女たちは、多くの人々と同じ発見をしました。
「自己認識とは、自己中心的になることではない。むしろ、自分自身と深くつながることである。
内なる声に耳を傾け、意識を高め、自分の内側の世界が語ることを理解することである。
自己認識と自己理解があれば、私たちは他人への反応や、人生を複雑にする問題、自分の盲点、そして自分の強みや才能を知ることができる。」(Swan, 2001, pp.36-37)

●もともとすべての人に備わっているのに、忘れている。そのようなものとして、認識される。
●あなたにもあるんですよ、気づいていないだけですよ、と語りかける。

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