瞑想療法メモ 22 ぼんやりしている私たち
通常の意識状態は「最適」ではない?
もし「高次の意識状態」があるならば、私たちが普段の状態は「最適ではない」のではないか?瞑想的心理学では、まさにこの点を指摘しています。
私たちの日常的な意識状態は、「ぼんやりしている」「催眠状態に近い」「夢を見ているようなもの」だと考えられています。
私たちは、無意識のうちに「空想」や「考え事」にとらわれている。
実際に瞑想をしてみると、思考・イメージ・空想が絶え間なく流れており、それが「意識の曇り」や「現実の歪み」を生んでいることに気づくことができます。
これは催眠状態と似ており、私たちは普段から知らず知らずのうちに「意識の制限」を受けているのです。