瞑想療法メモ 65 心の要素のバランスを取る(Rebalancing Mental Elements)
心の要素のバランスを取る(Rebalancing Mental Elements)
瞑想の心理学では、心の状態を「健全なもの」と「不健全なもの」に分類する。
目的は、健全な要素を増やし、不健全な要素を減らすこと。
仏教では、**「浄化(Purification)」
仏教心理学の「七つの覚醒要素(Seven Factors of Enlightenment)」
マインドフルネス(Mindfulness) 今この瞬間を正確に意識する。 心の観察力を高める
精進(Effort) 積極的に心を鍛える努力をする。 心の活力を増やす
探求(Investigation) 自分の経験を深く探究する。 意識の探求力を高める
歓喜(Rapture) 集中した明晰な意識による高揚感。 精神の喜びを高める
集中(Concentration) 一つの対象に集中する力。 心の安定感を高める
静寂(Calm) 心が落ち着いている状態。 精神の平穏を生む
平静(Equanimity) どんな状況にも動じない心。 バランスの取れた心
最初の要素は「マインドフルネス(意識の向上)」。
残りの6つは、エネルギーを高める要素(精進・探求・歓喜)と、心を落ち着かせる要素(集中・静寂・平静)に分かれる。
これらがバランスよく育つと、心の健康と成長が最適化される。