瞑想療法メモ 99 多様性に対する3つの考え方
多様性に対する3つの考え方
① 慣習的(エスノセントリック)段階
「自分の文化が正しい」と考え、他の文化を間違いだとみなす。
多様性に対する配慮とは、「他の文化を受け入れてあげること」 だと考える。
「私は彼らの文化を尊重するつもりだが、彼らが間違っていることは確かだ。」
② 初期の後慣習的(プルーラリスティック)段階
自分の価値観に疑問を持ち始め、
「すべての文化や価値観は、それぞれの背景で正しい」と考えるようになる。
「文化的相対主義(カルチュラル・レラティビズム)」 に陥りがち。「すべての文化は等しく価値があるので、どの文化も評価してはならない。」
③後慣習的(ポストコンベンショナル)の「統合的(インテグラル)」段階
自分自身と他人のあらゆる価値観や信念を、多角的な視点から問い直し、評価できるようになる。
異なる価値観や信念の可能性を認めつつ、公平性・有用性・成熟度などの基準で評価することができる。
●本当に、百年後には、こうなっていてほしいと思います。千年後かな。交雑が続いて、見分けがつかなくなっていればよい。